≪SYさんの2ワークヒプノセラピー体験記≫

・★・ たかをくくっていた自分が、見事に裏切られた瞬間… ・★・

私はいままでに、「あなたの前世は○○ですよ」と、何人かの占い師と霊能者から3種類ほどの前世を言われたことがあります。
それらについては思い当たるところが無いわけでもなく、さりとてリアルな前世経験があるわけでもなく、なんとなくそういうものだと受 け止めていました。

前世療法のことは本で読んだことがありましたが、これまで実際にセラピーを受けたことはありませんでした。
このたび年齢や仕事や家庭のことで思うところがあり、前世を自分の感覚としてリアルに掴むことによって、これからよりよく生きていけるな ら・・・という思いから、前世療法やヒプノセラピーといったキーワー ドで検索をかけ、
カウンセリングルームカワシマに出会い、すぐに予約させていただきましたところ運よく半月ほどで面会が叶い、とてもうれしかったです。
おかげさまで、インナーチャイルドと、大いなる存在との対面を果たし、前世を垣間見させていただき、現在の問題への解決の糸口を見 出すことができました。

当日は暖かな日差しと好天に恵まれ、とても過ごしやすい一日でした。
せっかくセラピーを受けるからには、普段他人にはあまり見せていないほんとうの自分をさらけだしてこそ、価値があるではないかと思い、
初対面の先生には大変失礼を承知で、顔もノーメイクで、心もノーメイクで臨みました。
そのために粗相や失礼がたくさんあったことと思いますが、長時間にもかかわらず、最後まで丁寧に面倒をみてくださった先生には、とても感謝し ています。

入り口に到着してチャイムを鳴らしたときに、インターホンの調子がよくないようでしたが、お昼には直ったようで良かったです。
午前のヒプノの前に邪気を取るなどの気功をしていただいたのですが、それが大変心地よくて、眠ってしまいそうでした。
特に背中や腰骨のあたりに手をあててくださったときには、「そうそう、そこなんです!!」と心中で快哉をあげていました。
たぶんその気功が良すぎたからだと思うのですが、催眠状態に入りすぎてしまったようで、先生の誘導に対する返事が上手にできませんでした 。
本当は先生にきちんと様子をお伝えしたかったし、自分なりにできないながらも一応の努力はしてみたのですが、
申し訳ないことに私はそのとき、目の前に展開されるビジョンや様相についていくことだけで手一杯な状況でした。
でも、催眠中は映像がリアルに見え、インナーチャイルドの気持ちや反応が手ごたえ強く伝わってきて、互いに良いコミュニケーションが取れたと思っています。

インナーチャイルドは本当に無邪気で、良くも悪くも子供子供していたので、そ れをどう大人の言葉に変換し、その状態を適切に説明したらよいかのバランスが難しく、言葉にするのに難儀しました。

半分眠っているような状態で、明確な言葉で状況や様子を他者に伝えるという作業そのものが初めての体験で
(初めてなので当たり前ですが!)、その基本的なことがちょっと苦しかったです。
金縛りにあいそうでいてあわないような感覚と、ちょっと似ているような気がしました。

大いなる存在との対話のときには、先生が誘導してくださった質問へ彼が答えてくれるときに、あまりにもたくさんのメッセージを孕みすぎていて、どう言葉 をつないだらよいかわからず、
はっきりと返答することができなくて、これも難しかったです。

私自身は占い師で、仕事の一環として霊的なメッセージのやりとりを行うことがあるのですが、大いなる存在とのやりとりはそのときの状況に 良く似ていました。
これが大いなる存在との対話なのか、それとも霊的な何かなのか、正直今も区別がつきません。
ですが、時期がくればきっとわかることだと思いますので、それを生かしていくことを今は大事に考えていきたいと思います。



*********************************************************

大いなる存在との対面を果たした場所は、お城のような丸い白い建物。
こんな建物が出てくるなどとは思いもよらなかった。
「いいのかな?ほんとかな?でもちょっと怖い」と思いつつ、先生の誘導に導かれて、建物のなかに入り、中の人に案内を乞うも誰もいない。

中はらせん上のスロープのような道が上へと続き、それと同じくして真ん中あたりに階段も存在する。
階段を行けという先生の誘導に従ってしばらく進むと守衛のような骸骨がいた。
怖かった。
「でも、それは私の心のなかの存在だから、決して怖くはない」と先生から聞いて、思い切って骸骨に大いなる存在の居場所をたずねた。

騎士のようなたたずまいの守衛の骸骨は、たずねられたことに 答えることが、さもあたりまえのように、あっさりと、「回廊をまっすぐ進め」という。あんまりあっさ りしているので、拍子抜けしてしまった。

回廊を進んだら、明るいベランダ上の丸いテラスのようなところにたどりついた。
テラスからは石灰質の土地に小さい家々が集落のようにたくさん立っているのが見える。
海が一望でき、ブーゲンビリアのような濃いピンク色の花が咲き誇っている。
大いなる存在は、白いひげを下までたらして、ギリシャかどこかの賢人のようにルーズな布をゆったりとまとった、優しそうなおじいさんだった。



***********************************************************

「大いなる存在とは、自分の奥深くに存在するものだ」という説明を受けていたので、私は自分に近い年齢の女性や、高い波長をもちながらもどこか人間臭さを感じさせるような存 在だと思っていた。
でも、その大いなる存在は、自分が思っていたよりも、あまりにも典型的な神様風のおじいさんだったので、嬉しいやら困惑やらの入り混じった複雑な思いがあった。

こんなに立派な存在が、個人的にしっかりと自分を見つめつづけてきてくれていてくれるのだと思うと、なんと表現したらよいのか説明のつかないようなありがたさや 、嬉しさの入り混じった、えもいわれぬ安堵と愛があふれてくるような感動、歓喜が自然とあふれ出してきた。

けれども一方では、「私はこんな人間なのに、本当にいいのだろうか?」という思いもあった。
もう一方では、大いなる存在があまりに神様らしすぎる様子から、大いなる存在には大変失礼ではあるが、
「なんと単純な!」という拍子抜けしてしまうような思いも同時に湧き上がって、
どうにもこうにも説明がつかない心境になり、大いなる存在との交流中に言葉を上手く発することができなかった。

先生はその間も、大いなる存在と私との間を繋ぎつづけてくれて、いろいろと尋ねるべき質問を導いてくれた。
前世についてたずねてみたところ、曰く、現在いるこの場所が私の前世で居た場所らしい。
どうやら囚われの身、人質だったらしい。
身の回りの世話をしてくれていた女の子と男の子だけが、私の理解者であり、彼らとの時間だけが唯一といっていいほどの心の救いだったよ うだ。

しかし彼らには権限がなかった。
権限のある人たちは、私を道具としてしか見ていなかったようだった。
私はそのことに深く失望し、いろいろなことが面倒に感じるようになり、テラスから見える風景をぼんやり眺めて過ごす日々が続いたよ うだった。
私にはその風景が印象的で、思い出しやすかったように感じられた。
どうやらそのときの経験が、幼稚園入園後に本格的に自分の足で、家族以外の人間と関わり始めて以来の、
「しょせん他人なんて理解してくれっこない。ひとりでいたほうが気が楽。家に帰れば家族がいる」という思いとつながっているように見えた。

夫と妹には失礼かもしれないが、どうやらそのときの女の子が現在の妹で、男の子が現在の夫らしい。

大いなる存在は、それ以上の前世については、まだ準備が整っていないので連れて行くことはできないという。
ただ、ヒントとして、大いなる存在は、『何度も前世では殺されていること』 『しかも予言を行って殺されていること』 『殺されるだけでなく、一族郎党がひどい目にあわされたということ』、『それらは私の心の曲がり方?と深く関わっているのだが、 それらについて現時点で多く見てしまうと、あまりにもショックが大きすぎて耐えられないだろう』とのことを言っていた。
たぶん、ひどい拷問をうけたことは想像に難くない。

実は私はヒプノセラピーを受ける前から、自分の前世についてはおぼろげに感ずるところがあった。
それは、数々の迫害に苦しんだ中世の魔女。そして私の現在の職業は、それに近い占い師。
私は幼い頃から暴力や過酷な状況を過度に恐れ、高所恐怖症で、水への恐怖心もあった。
もしもそんな前世が本当にあったのなら、それを思い出すことはあまりにも過酷すぎる。

紺碧の海と突き抜けるような青空と、咲き誇る濃ピンクの花、
白い要塞のような城、城下に見える町並み。
そのリアルな風景を見ながら、その当時に日々感じていた、なんともいえない寂しい失望感を感じ取っている最中に、大いなる存在から、前世についてのさらりとしたヒントをいた だけただけでも、私には充分手ごたえを感じられた。
現在抱えている問題についても、大いなる存在は、納得のいく回答を授けてくれた。

遊び的に、前世をいくつかメリーゴーランドのように垣間見せてもらうことは、敢えてそれを目的として行おうと思えばできたのかもしれない。
けれども、大いなる存在は、優しいようでいて、厳しい存在でもあった。
今の私にとって必要な成長を確実に遂げることこそが大事なことだと言って、必要なことは与えるが、
それ以上のことは準備が整うまではおあずけだという。
もし他の前世を見ることができたとしても、たぶん心から信じることはできなかっただろうと思う。

もしかすると私は、それが本当のことかどうか確かめようと、いくつも精神世界系を渡り歩いて無駄なお金を浪費するかもしれない。
おそらく私のそんな性質を、大いなる存在はよく理解してくれているのだろうと思う。
このヒプノセラピーを体験できたことの大きな価値は、もう一歩深い前世を見ることができるようになるためには、 私自身がそれを直視できるぐらいに成長しなければならないということが、頭での理解でなく、腹でよくわかったことである。

今回は前世を見ることが目的だったけれど、意外なことに、それよりも、インナーチャイルドとの対話によって救われたことのほうが大きかっ たように思う。
インナーチャイルドと関わる経過をおざなりにせずしっかりと向き合えたことは、予想以上に大きな成果があった。
「インナーチャイルドに、『いいんだよ』と言ってあげて」と言われて、思いがけず私は泣いてしまった。

『(SYちゃんが人と仲良くするために無理しなくていいからそれでも)遊ぼう』
と、インナーチャイルドに向かって声をかけるよう先生に誘導していただいて、そのように実際に声をかけると同時に自分でもかけた声を聞く ことで癒され、声をかけてもらったインナーチャイルドも同時に癒され、どうしようもなく涙が止まらなくなった。

先生には大変申し訳なくてとても言えなかったことなのだが、
「『そのままで、いいんだよ』系の、相田みつをじゃないけど、よくある癒し系のキーワードじゃん」と思って、たかをくくっていた自分が、見 事に裏切られた瞬間だった。
たったこれだけのことなのに。本やサイトなどで知識としてそれを知ることと、実際にセラピーを受けて実感してみることとの間には、本当に大きな違いがあるのだと思い知 らされた。

全く恥ずかしいことではあるが、自分の無智を学べたことは、本当に大きな収穫だったと思う。



*******************************************************

先生は、ヒプノの前後のカウンセリングで、現在直面している問題や、それに至る経緯についてのお話を、忍耐強く、事細かに、丁寧に、聞い て下さいました。
初対面であるにもかかわらず、悩みの本質に迫る厳しくも暖かなアドバイスを下さいました。
商売的に次回のリピートに繋げるために、響きの良い優しげな、おざなりの返事で済ませることもできたと思うのですが、 先生はそれをしないで本気で向かい合って下さいました。
それは、気功やヒプノの技術を施してくださったこと以上に、ありがたいことでした。

私は今日体験したことを受け止めて、次にお会いできるときまでに少しでも良い方向へと、嘘偽りのない根っこからの心の変化ができるよう、 日々精進していこうと思っています。


・★・ カワシマからひとこと ・★・


SYさん、早速の体験記をありがとうございました。
SYさんは占い師さんということで、感性豊かで、また、飲み込みが早いタイプでしたので、 川島から率直な意見を提案させていただきました。
SYさんはご自身で進んでいかれるタイプでしたが、また迷うことがありましたらお越しくださいね〜。
MENU
HOME
Copyright(c) 2001-2013 Counsering Kawashima All Rights Reserverd.