≪YMさんの過去世≫

心で思っていることが言えない、我慢して生きる人生の結末は

イギリスのメアリーの人生

カワシマさんの誘導により、私はどんどんリラックスしていった。
指を「パチン」と鳴らす音と同時に、過去世の中へ。
舞台は、1808年のイギリス。なぜそれが分かったか?
私の脳裏と心の奥で、その数字と地名が自然と浮かんできたのだ。
私は決して幸せではなかった。
名前は…メアリーだと思う。28歳でお腹が大きく、妊婦だった。
不幸なのは、夫のことが嫌いだったから。
そして、そのことが言えずに苦しんでいたからだ。

いつもうつむいて、何かが喉がつまった感じ。
そんなことを知らない夫は、私にいつも優しかった。とてもよくしてくれた夫に、感謝はしている。
だが、なぜか彼が嫌いで嫌いで仕方がない。

そこで、カワシマさんの「結婚当初に戻ってください」という声が聞こえて、
18歳の時に場面が変化した。
私の彼に対する嫌悪感は、結婚する以前からすでに芽生えていた。
しかし、それを告げる機会もなく、なんとなく結婚した。
いや、結婚してしまったという方が正し いかもしれない。
「その後、自分に変化があった場面に進んでください」と、カワシマさん。
今度の私は、35歳。他の女性と一緒にいる夫を眺めている。

彼の浮気。捨てられてしまった自分。でも、彼に「好き」という感情を持ったことはないのだ。
こんな時に涙も流れないなんて、なんと皮肉なことだろう。

ただ、夫に「嫌い」と言えなかった自分に、後悔だけが残る。
彼との離婚後、別の人と再婚。しかし、その人にも愛情を抱いたことはなかった。
彼に、感謝はする。でも、愛することはない。
どうして、そのことを彼に言えないの?
いつもうつむいて、前の夫のときと同じように、喉がつまって苦しかった。

この過去世を見ている間中、私は、ずっと喉が痛くて、声が出し辛くて、
そして胸が圧迫されているような感じがしていた。苦しかった 。
カワシマさんも同じように、絞めつけられたように喉が苦しかったみたい。
そのあまりにもすごい不快感のため、カワシマさんから、
大いなる存在のところに行くようにとの指示が出され、
今度は大いなる存在のお部屋に戻った。

カワシマさんから次のように尋ねるように言われたので、
私はカワシマさんの言葉通りに、心の中で繰り返した。

私:ちょっと、お聞きしたいことがあるのですが、、 、
大いなる存在(以下、大):何かね?
私:なぜ、カワシマさんの喉が苦しいのですか?
大:それは、同調しているからだ。
私:私はあの時、どうしたらよかったのでしょう?
大:言えば言いのだ。今から本心を言いなさい。
私:でも、「嫌い」と言うことで、 過去世が変化してしまうのでは?
過去世とは、終わった人生。それを変えてしまう となると、
セラピストであるカワシマさんがカルマを負ってしまうのではないのですか?
大:時と場合によって、それは許されるのだ 。この場合は、変えてもよろしい。
私:ではもう一度、結婚している場面に戻り たいと思います。
大:よろしい。行きなさい。

私は、25歳の時に戻った。夫が嫌いという気持ちは、相変わらずだ。
そのとき、カワシマさんの「嫌いと告げなさい」という声。
しかし、言おう言おうとしても、その思いを肉声に変換させることは、
思った以上に困難だった。言わなければ。言わなきゃ。

「あなたのことが好きではありません」と。
「嫌いと言いなさい」セラピストのその一言が、私に行動する勇気をもたらした。

夫の目の前に、立ちすくむ。
口を開いて、「あなたのことは、好きじゃない。本当は嫌いです。」と、
心の中ではなく、言葉として声を出して、その場で言った瞬間 だった。
すると彼は、頭を抱えて考え込んでしまった。

このことで、私は過去を変 えることに成功した。
告白の直後、彼との離婚を実現する。出産以前に離婚したのだ。
そんな私が選んだ道は、パン屋さん。

その後、再婚することはなかったけれど、初め見た前世では感じたことはない、
太陽のように暖かく、幸せな気持ちが満ち足りていた。

私の人生は変わったのだ。

そう、まるで真っ暗な夜空に、一輪の花火が散ったように、明るく、楽しく。

一連の事件を報告すべく、再 び大いなる存在のお部屋へ。

大:よくやった! カワシマさん、ありがとう。
私:喉がすっきり しています。
大:それでいいのだ。

私は、抱擁されていた。大い なる存在の胸の中に。

感激のあまり、胸が熱くなった、、、

この過去世を振り返って思うことは、「嫌い」と、ただ一言告げるだけで、
私はこんなにも幸せになれるものか、ということ。

夫との別れは、私に愛情がない限り、必ずいつかは訪れるはずのもの。
その別れを、私は真実を告白しないために、10年も遅くしてしまっていたのだ。

換言すれば、その勇気を得たことで、私は10年も早く、
自己の幸せを確立できたのだといえる。

「嫌い」「好きじゃない」と言わなかったのは、自分が傷つくのを恐れていたから。
でも、それがない限り、自分にとっても、そして相手にとっても、
幸せが訪れることはなく、無駄な時間がいたずらに流れていくだけだ。

「嫌い」といっても、いわなくても、別れという結果に変わり はない。
あの時の私の勇気が、良い人生を、ずっと早くもたらすことにつながったのだ。

今の私も、人に嫌われるこ とを恐れて、本心をしゃべることを避けている。
しかし、それでは過去世と同じ。幸せを先送りしてしまっているね。

だから、勇気を持とう!真実を語ろう!

この原稿を読み返しチェック しているのは、前世療法をしてから2週間が過ぎている。

私の現在の行動は、大きく変 わった。
今まで心の中にある「本当の気持ち」を言えずにいた自分は、過去のものとなっている!

そう、、、今は正直に自分の気持ちを伝えることができているのだ。

この原稿を、同じような悩みを抱える、全ての人へ。


■■カワシマから一言■■


この症例については、過去世のイメージをやり直したことは、「イメージの中でのこと」と捉えてください。

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